
和風のお家にお住まいで外壁塗装をお考えの方、洋風のお家と和風のお家では外壁塗装のやり方も違えば・注意点や費用感も違います。
例えば洋風よりも和風の方が、細かな塗装部分が多いのも特徴の一つですし、純和風のお家であれば木材が多く外壁でも使用されている事が多く、処理をキチンとしないと木材が腐ってきたりします。
長文になりますが、和風のお家にお住まいで外壁塗装をお考えの方はぜひ読んでください。
⑴和風の家の外壁塗装

私も和風のお家が大好きで十代の頃は「和風の平屋がほしい」なんて思っていましたが、実際に家を建てる時に和風のお家のえも和風のお家が大好きで十代の頃は「和風の平屋がほしい」なんて思っていましたが、
実際に家を建てる時に和風のお家の値段の高さにビックリして断念したのを覚えています。
和風のお家は洋風のお家に比べて、細かな塗装部分があったり、より慎重に外壁塗装を進めていく必要がありますが、キレイに仕上げると本当にカッコいいと思います。
⑵和風の家に合う外壁塗装の色合い

私の勝手な考え方ですが、和風のお家にはあまりツートンカラーなどは使わずに木材が多く使われている家なら木の色とシンプルな外壁の艶消しが一番合うのではないかと思います。
艶のあるなしは本当に好みですが、メリットデメリットを考えた時に、「艶消しがおすすめ」です。
・艶消しにする事で通気性を良くして塗膜の膨れなど不具合を防げる
・単純に落ち着いて見えてかっこいい
単純ですが、この2つが一番のメリットかと思います。
※表現が下手で申し訳ないです汗
和風お家での人気色:ブラウン系
ブラウン系は和風・洋風どちらのお家にも人気な色ですが、理由としては汚れが目立ちにくい、無難で落ち着いた色という意見が多いです。

和風の家での人気色:グレー系
グレー系も人気色となります。グレー系は床のタイルなどにもグレー系が多いように一番汚れが目立ちにくい色として一番人気です。
特に「道路沿い」などに家がある場合は、汚れに強い艶消し塗料を使い、色はグレー系で外壁塗装される方が非常に多くおすすめになります。

和風の家での人気色:グリーン系
グリーン系で和風のお家に使われる場合はモスグリーンなど少し暗めな色合いがカフェ風になり人気になっています。皆さんがイメージしやすい色ですと抹茶色みたいな色も人気色となっています。

⑶和風のお家にも凄く大事な下地処理

ケレン作業
和風のお家には意外と鉄部で出来ている付帯部も多いです。
その鉄部がサビている場合にはしっかりとケレン作業をしてから塗装工事を進めていきます。錆が取り切れない時は「サビ転換材」というものを下塗りと使用すると赤さびが黒サビに変わりそれ以上錆が広がりにくくなります。
木材のシミ抜き
木材は年数が経つと黒く変色してきます。その場合はその上から木材専用の塗料を塗装してもキレイに色が塗装できないので、まずは白木の状態に戻すためにシミ抜きといい薬品を使い綺麗な木材の状態に戻してから塗装する事が一般的です。
注意点としては、染み抜きをする過程で薬品を塗布した後に薬品を水で洗い流すのですが、その水が庭などに流れると周りの草木を枯らす事になりますので、十分注意して使用する必要があります。
塗装が剥がれてしまう木材が腐ってしまう理由とは?
塗装が剥がれてしまう理由
和風の家の木材部分に通常の塗料で塗装すると、どう下地処理しても5年もしないうちに剥がれてしまいます。理由としては木材に湿気が溜まり、塗装の内側から密着を剥がされてしまうからです。
塗装の塗膜というのは外からは強く作られていますが、内からは弱いです。
対処方法としては、木材にそもそも通常の塗料で塗装しない。木材には木材専用の塗料で塗装する事がすごく大切になってきます。
そうする事で「塗装の剥がれ」というのは防げます。
木材が腐る理由
こちらも通常の塗料で塗装する事で湿気が逃げられなくなり、木材はずっと湿気がある状態で腐ってしまう場合がほとんどです。
ですので、私たちもお客様の所にお伺いして、お家を見た時に、もうすでに通常の塗料で塗装されていた場合は3択になりお客様にその旨お伝えします。
1.予算があるなら一度キレイに塗膜を剥がして塗装し直すか?
2.下地の木材がすでに腐っているなら板金を貼ってしまう。
3.安く済ますなら、上から同じような通常の塗料で塗装する。
この3択になります。
もうすでに板金を貼る釘すらもきちんと止まらない状態なら
「木材を張り替える・やり替える」
という選択肢になります。
ですので、最初の塗装工事がすごく大切になります。勿論、予算もありますので、安く済まそうと思えば通常の塗料で外壁塗装をした方が安く済みますが、後々、大変な事になるので、業者選びは慎重に進めていきましょう。
⑷木材におすすめする専用塗料とは?

木材に塗装する塗料の中で一番有名で信頼でいるのは重要文化財などにも使用され、歴史も最も古いキシラデコールかと思います。
色持ちのいい優れた耐久性・木部を生かした自然な仕上がり・内部から防腐・防カビ・防虫効果このあたりが特徴になります。
カラーバリエーション


⑸木の柄で出来たプリントが剥がれてきた
和風のお家に良くあるプリントで出来ている軒天などです。
こちらは剥がれてきたけどどうすればいいのか?塗装できるのか?
など様々な疑問もあると思いますので、動画にして貼り付けておきます。
⑹和風屋根によくある危険な工事

和風の家に住んでいると、よく訪問営業の人が
「お宅の瓦ズレていますので、ズレないような工事をしましょうか?」
と上の写真の様なラバーロック工法という工事を進めてきます。
日本の和風宅というのは地震などが来た場合に、瓦がずれ落ちて家の潰れないように工夫されて、ある程度、屋根の勾配が取られています。
ラバーロック工事をすると瓦はズレませんが、地震が来た際も瓦は屋根に居続け家が重みで潰れ倒壊します。
瓦の屋根で土葺きの場合は1㎡(1m×1m)で70キロ~80キロとも言われています。
ですので、家には屋根の総重量で何トンもの加重がかかっているので、気を付けてください。
命の危険にかかわります。
瓦がズレたら直したらいいだけです。余計な工事はしない事を強くおすすめします。
ラバーロックに関して危険だという詳しく解説した動画も貼り付けておきますので、ぜひ見てください。すでにラバーロックをされている方は取るのをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
和風のお家は私も本当に好きでカッコいいです。しかし、外壁塗装などの工事をする場合には慎重に進めていく必要があります。
名古屋市や春日井市にお住まいで和風の家の外壁塗装で悩んでいる方はお気軽にご相談してください。















































