
外壁塗装を行う際に外壁塗装に使う塗料にこだわられる方は多いですが、コーキングにこだわる方は実は少ないです。
実際にコーキングにも良いもの・そんなに良くないもの・外壁塗装の際には向かないコーキングなど種類は様々です。
コーキングの工程・傷みと症状。原因と対策法などを解説動画付きで解説していきたいと思います。
コーキングの劣化症状
コーキングが欠損

新築から長期にかけて外壁のメンテナンスを放っておくとコーキングが無くなってしまいます。
無くなったからといって、すぐに雨漏りを起こすようなことはありませんが、外壁材や下地の木材に雨水が入り最悪は外壁の張り替えになりますので、早めのメンテナンスをおすすめします。
外壁材のコーキング破断・剥離

コーキングの破断の場合に考えられることは「コーキングの寿命」です。
外壁塗装の場合もですが、新築の際にコーキングを注意深く知りたがる方は専門職の人でない限り少ないです。
新築の際に安価なコーキングが使用されている場合は、私が見た中で一番早く劣化していたのが、築5年で破断しているコーキングを見ました。
またコーキングの剥離の場合は、もちろん、コーキング自体の性能という可能性も材料によってはありますが、コーキングを打つ前の下塗りが甘かったり、外壁材に湿気や水分を含んだ状態でコーキングを打ったのではないかと考えられます。
コーキングが劣化している場合は大きく分けてこのパターンが多いのではないかと思いますが、いかがでしょうか?
また違ったパターンでコーキングが痛んでいて、見てほしい・見積もりしてほしいという方はお気軽にお声がけください。
◆20年以上の耐久性を誇るおすすめコーキング材



こちらは私どもが普段使っているコーキングです。
こちらは添加物にLSポリマーという添加物をしようしており、いつまでもやわらかく耐久性の良いコーキング材になります。
注意していただきたいのは、添加物に可塑剤を使っているコーキングは使用することをおすすめしません。
理由としてはデメリットが2つほどあり、
1、まずは輪ゴムと同じで屋外でしようするとすぐにカチカチになり防水機能が低下する。
2、可塑剤が浮き出てきて黒ずみが出てくる
この2点のデメリットからおすすめはしません。
メリットとしても安価なくらいではないかと思います。
コーキングの正解は増し打ちか、打ち替えか?
よく聞かれる質問に
「サッシ周りは打ち替えの方がいいですよね?」
なんて質問をうけますが、
答えから言うとどちらが正解ということはありません。
サイディングの目地の場合は基本は打ち替えですが、サッシ周りは打ち替えできないサッシもございます。それは
・構造上カットしない方が良いパターン
・サッシの形状の問題で打ち替えができない
この2パターンが一番打ち替えではなく増し打ちするパターンですが、
増し打ちするのも三角シールといいしっかりと厚みを確保する方法で行います。
中にはサッシの形状的に無理でも
「カット出来るだけして打ち替えしますよ」
といわれる業者さんもみえるみたいですが、打ち替えとは、コーキングのカスまでしっかり撤去して初めて「打ち替え」というものであって、取り切れる分だけというのは増し打ちです。お気をつけて…
コーキング工事の工程を詳しく説明
外壁塗装でほとんどするであろうコーキング工事の工程を動画なども使いながら分かりやすくご説明していきたいと思います。
古いコーキングを撤去して養生テープを貼ります。

経年劣化で痛んだコーキングを撤去して、新しいコーキングがはみ出ないように養生テープを貼っていきます。
2面接着でプライマーを塗布します。

2面接着を意識してプライマー(下塗り)を塗布していきます。
新品のコーキングを打ち込みしていきます

新しいコーキングを打ち込んでいきます。
打ち込んだコーキングをきれいにならします。

打ち込んだコーキングをきれいにならしていきます。
最初に貼った養生テープを撤去します。

きれいにならしたら最初に貼った養生テープを剥がしていきます。
コーキング工事完了!

きれいに養生テープを剥がしたら完成です。
コーキング工事の費用感や相場
| コーキングの増し打ち | m600円~1000円 |
| コーキングの打ち替え | m900円~1200円 |
ざっくりでご説明すると30坪〜35坪ほどのお家で10万円〜12万円前後コーキング工事に費用がかかります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
コーキング工事にかんする、痛み具合の症状や対処方法・費用感や相場感・工程など動画などを使いできるだけ詳しくご説明したつもりですが、名古屋市や春日井市で外壁塗装にお困りの方は、一度ご相談・お見積りご遠慮なくおっしゃってください。














































