こんにちは!リペイント匠の久保です!
ここでは、外壁塗装がどのような順番で工事が進んでいくものかのか?
外壁塗装をする際はどのあたりが重要なポイントなのか?
またお客様が知るべき事でもありませんが、外壁塗装はどんなやり方なのか?
などできるだけ詳しくお伝えしたいと思います。
外壁塗装はお家を所有しているお客様からすると一生に数回のイベントになり何回でも出来る金額でもありません。
業者選びや材料選びなどで失敗しないように手を抜かれやすいポイントなども動画も差し込みつつわかりやすく解説していきます。
※最後には、外壁塗装を相場より安く済ますポイントや火災保険で外壁塗装出来るのか?などお得情報を動画でお伝えします。


⑴お家の外壁塗装を考え出すタイミング

塗料の中には最近ですと無機塗料など20年以上耐久性のある塗料なんかもありますが、
やはり通常の耐久性12年程度のシリコン塗料などと比べると値段が少しお高くなります。
外壁塗装をするタイミングで
子供が大学に行ったり
中のキッチンが壊れたり
色々タイミングも重なる時もありますので、ご予算に合わせた塗装工事をされるのがいいのかと思います。
またリペイント匠では「匠ローン」と言って金利手数料3年間0円というものもありますので、ぜひご活用ください。
参考ページ:
サイディング

日本の住宅の半数以上は窯業系のサイディングではないかと思います。
特徴としては、おしゃれで意匠性に優れた外壁材になります。素材はセメントと繊維で出来ている外壁材ですので、コーキングの目地の割れなどから雨などが入るとこのサイディングボードが水分を吸い込み、日中の暑さなどで乾いてを繰り返すことにより、外壁材が反ってきたりします。
また最近のサイディングはメンテナンスの時期を延ばす耐久性を保つために特殊なコーティングがされているサイディングがほとんどです。このサイディングを塗装する場合は、下地処理と塗料の選定に注意しないとすぐに剥がれたりします。
ボンタイル

吹き付けタイル(ボンタイル)はコンクリートの建物に多い柄になります。外壁に塗料を吹き付けして特殊なローラーでヘッドカットして出来る柄になっております。ボンタイルの注意点は、コンクリートで出来たお家や塀に使われる事が多いのですが、「塗膜の浮き・剥がれ」が一番多い外壁の仕様ではないかと思います。
「塗装が膨れているんだけど…」とお問合せ頂くとこの柄の事が非常に多いです。
リシン

このリシン壁は和風のお家に多く使用されている外壁の種類になります。セメントで出来た外壁ですが、クラック(ひび割れ)が一番多い外壁の種類ではないかと思います。
外壁塗装のトラブルを心配するために、事前の打ち合わせを丁寧に行うことが大切です。 小さなサンプルでは全体のイメージがつかみにくい場合もありますので、業者に「実際に一部を試しに塗ってもらえますか」 「?」とお願いして、納得がいった上で施工に進むのが安心です。 その場合によっては、数千円の費用がかかることもありますが、家の立地や光の影響、居住効果によって色むしろ見えることが多いので、小さいサンプルだけでは判断しにくいことがあります。
色が決まったら、塗装業者がご近隣の方々にあいさつ回りをして、塗装工事の進行に関する説明を業者から
しっかりと取っておくことも重要です。
逆に「必ず工程通りに進めてください」と強く言って、業者がプレッシャーを感じる
無理に進むことで品質が低下する可能性もあると思います。
以前、私が下請けとして働いていた時は、集金の都合で「早く仕上げろ」と急かされたことがあり、
夜まで仕事を続けた経験があります。
が、無理なスケジュールはトラブルを避けることもありますので注意が必要です。
着工日にはまず足場の組み立てが行われます。
⑷塗装工事のはじまりは足場の組み立てから

足場の組立は重たい足場材料を使いますので、お家の周りに壊れやすいものや物干しざおなどは移動させておくとトラブルが少なるのかと思います。
また移動できない大事なものなどもあると思います。その時は
『これ壊れやすいので気を付けて作業お願いします。』
と言っておく方がいいでしょう。
足場組立の際は大きなトラックが来るので、駐車スペースの話や、足場組立にあたり、お客様と打ち合わせをしなくてはいけないので、着工日に立ち合いが出来ない場合には事前に業者に連絡しておいてください。

足場の役割としては2つあります。
1.外壁塗装工事をする前の高圧洗浄で汚水・塗料の飛散防止
足場組立をした後に飛散防止ネットを貼るのですが、この飛散防止ネットがある事により、次の工程の高圧洗浄で出た汚水や外壁塗装や屋根塗装での塗料の飛散を防ぐことが出来ます。
「うちは平屋だから足場はいらないよ」
とおっしゃられるお客様などもいますが、実際は作業のためだけでなく、「養生」という意味もあるので、平屋でも周りに住宅や道路などあった時点で足場がいる事がほとんどになります。
2.塗装作業の作業効率UP・細かな作業
足場がある事により普段目に見えない部分など細かな部分も塗装工事がしっかりと出来ますし、塗装工事の作業効率も格段にUPします。
ここでお伝えしたい事があります。
下記のどちらがお得に外壁塗装が出来るでしょう?(平屋で周囲に何もない状況を仮定しています)
1,足場無しで外壁塗装工事
2,足場を組み立てて外壁塗装工事
1番の方が足場を組み立てなくていいのでその分費用が浮きそうでお得な感じがしますが、実は2番の方がお得な時もあります。
理由は足場がない事で、毎回脚立を立てて、作業しなくてはいけないので、通常より余分にかかる人件費が足場代金より高くなってしまうからです。
ですので、足場組立はデフォルトだと思ってください。
⑸高圧洗浄前に抗菌剤を塗布
正しい高圧洗浄のやり方を動画でもご視聴いただけます。
高圧洗浄をキチンとする事で完成後の仕上がりや耐久性に大きくかかわってくる大事な仕事になります。
洗浄不足でゴミの上に塗装しても意味はありませんからね‥
軽く洗浄・抗菌剤を塗布
まずはお家を軽く洗浄してからカビや藻が多い北面などは入念に抗菌剤を塗布します。

抗菌剤を塗布したあとに本格的に高圧洗浄をして汚れを落としていきます。
洗い流し
意外と大事な洗い流し、汚れを洗浄しても汚水が外壁についてた意味がないので、お家を一通り高圧洗浄が終わった後にまた新井がなさなくてはいけません。
特に屋根などは、長年の汚れが付きやすく、洗浄後も外壁の様に垂直ではないので、汚れが残る可能性が高いので、入念に洗い流します。


⑹下地調整・ケレン作業やクラック補修

プロというのは本来、誰も見ていなくてもしっかりと仕事をするのが「プロの職人」です。
ここでしっかりとクラックの補修やサビを綺麗におとしたりします。
⑺目地やサッシ廻りのコーキング工事

工程は下記になります。
| ①既存コーキング撤去・養生 | ②プライマー塗布 |
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| ③新しいコーキング打ち込み | ④ならし |
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| ⑤養生撤去 | ⑥完成 |
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意外とお客様が気にされていない部分で気を付けて頂きたいのは、塗料だけでなく、コーキングの材料にもこだわるという事です。
コーキングの添加物には可塑剤が含まれていない材料をおすすめします。
その理由としては
1.すぐ固くなる
2.ブリードが起きやすくなる
この2つの理由からです。
1.すぐに硬くなる
これは皆さんの身近なもので例えるなら「輪ゴム」です。輪ゴムは日中外に放置しておくと、固くなり割れてくると思います。その理由は輪ゴムも可塑剤を使い柔らかくしてあるからです。
2.ブリードが起きる
ブリードと聞くと普段聞きなれない言葉なので、「なんじゃそりゃ?」と思うかも知れませんが、添加物である可塑剤が表に染み出てきて目地部分が黒ずんでくる現象の事を「ブリード現象」と言います。

⑻塗料が飛散して困る所に養生をします。

窓やサッシ・ドアなど外壁塗装の際に塗料がついて困る所にビニールで養生をしていきます。
他の工程も大事ですが、この養生も外壁塗装後の仕上がりを左右する大事な工程です。綺麗な養生をしている職人は仕事もキレイです。

しかし、上のサッシの様なアルミ部分などに直接ビニールのシールを貼ると剥がした後にベタベタ感が残り、そこに汚れが溜まりますので、私たちは「捨てテープ」と言いビニールのシールの前に紙テープを貼る事で予防しています。
⑼外壁塗装工事で大切な下塗り工事

次に外壁塗装の耐久性を左右する外壁の下塗り工事になります。
下に下塗りの大切さが分かる動画を載せますので、ぜひ見てください。
⒁外壁塗装の工程・やり方のまとめ
今回は外壁塗装の工程ややり方などについて詳しくご説明させて頂きました。
いかがだったでしょうか?
名古屋市や春日井市にお住まいで外壁塗装や屋根塗装でお悩みの方・また今回の記事で分からない事がある場合はおきがるにお問合せ下さい。


























































